入社のきっかけは、面接時に社長とお話しができたことです。当時は、博士過程への進学という選択肢もあったのですが、真剣に就職活動に取り組む経験をした上で進路を決めたいと思いました。
当時は、それまで学んできた測量知識も活かしたいし、母国の発展にも貢献したいという想いから、地図関連会社や、東南アジアを中心に事業を展開している、またはそのビジョンを持っているグローバル会社を探して、ぜひ行きたいと思った会社をピックアップしました。その中に、アイ・ピー・エルがありました。
アイ・ピー・エルの会社説明会に伺って、数回の面接を受けました。
その際、吉川社長による面接では、外国人である私に関心を持っていただいているようで、すごく嬉しく思いました。
その分、プレッシャーも感じましたが、ぜひ期待に応えたいと思い、入社を決意しました。
現在、大手測量会社に派遣社員として業務を行っています。仕事の内容としては、3次元数値地図システムの開発です。
具体的には、デジタル航空写真または衛星画像を用いて、パソコンで3次元計測・図化・オルソ作成を行うシステムを開発しています。
測量業界で有名な企業で開発の仕事ができるという魅力はもちろんありますが、自分が携わったシステム・アプリケーションが海外にも進出しており、将来は母国に使用されるかもしれないと思うと、すごくやりがいがあると感じています。
今までは派遣としてお客様先に行ったり、社内で受託プロジェクトの開発を行ったりすることが主でしたが、一度自分が考えた企画を上司に提案したことがあります。
企画の内容は、地図描画技術を用いた母国の郵便配達支援ツールを提供するというものでした。この企画書を作成するのに、企画書作成の参考書を読んだり、先輩たちにアドバイスを求めたりもしました。
結果的には採用されなかったのですが、よい経験をさせていただいたと思っています。
プロジェクトを通して得られた経験も貴重ですし、誰でもチャレンジできるという良い環境に恵まれたと思っています。
現在は、自社製品として代表的なクラストリームがありますが、別の何か良い製品を考えてまた企画書を作ろうと思っています。
仕事は自分の技術を磨くためにあるだけではなく、会社とのつながりをより強くさせてもらうものだと思っています。
仕事を通してプロジェクトメンバーをはじめ、お客様との人間関係を築くことができ、そこから信頼関係が生まれると考えています。
今後の目標は、仕事を通してさらに人とのつながりを増やし、将来的に母国との架け橋にできるようなビジネスに展開できればと思います。
私自身、エンジニアとしてまだまだ未熟だと思っているので、一緒に成長していける仲間と働きたいと思っています。もちろん技術・知識豊富な方には、いろいろと学ばせていただくつもりでいるし、ぜひ来ていただきたいと思っています。
アイ・ピー・エルには、社員が自分の意見を述べられる場が常に設けられており、個人の意見を尊重し、チャンスを与えてくれる会社です。
また、中小企業だからこそ、様々な仕事を経験することができ、技術、コミュニケーション能力の向上を通して自分自身を磨くことができる場が用意されています。